30 Jun 2016
手足が短いミニチュアダックスフンド。ドイツ原産の犬種です。
巣穴の中にいるアナグマ(ダックス)を狩る目的として手足を短く改良されたようです。
しかし、長い胴体を短い足で支えなければならない為、“ヘルニア”を発症しやすい犬種である事はご存じだと思います。年齢を重ねるごとに発症率が高くなるといわれています。
この病気を知る事は、飼い主にとって無駄な知識ではありません。
ミニチュアダックスのヘルニアの見分け方のポイントを3つ挙げてみましたので、頭の片隅にでも記憶しておいていただきたいと思います。
ミニチュアダックスのヘルニアの見分け方 ポイント1
見分け方ポイント1
・歩き方がぎこちなく、よたよたしている
ミニチュアダックスがいつもと違う歩き方であったり、後ろ足をひきずるように歩いたり・・
または、動かなくなってしまったり、背中を丸めて小刻みに震えだす事もあります。こんな時には要注意です!
この犬種の症状は毎日一緒にいる飼い主でしたらすぐに気付けるはずです。
もしかしてヘルニアかもしれません。
ただ、ぎっくり腰の可能性もありますが、早めに獣医師に相談しましょう。
痛みがある場合には、ステロイドの薬で痛みを抑える事もできます。
ミニチュアダックスのヘルニアの見分け方 ポイント2
見分け方ポイント2
・さわると嫌がる
ミニチュアダックスの背中・腰全体を優しくマッサージしてあげましょう。
この時に嫌がる所がないかチェックします。
また、抱っこすると嫌がったり、ヘルニアで痛みがある時には“キャン”と鳴く事もあります。
鳴いた時には痛みがあるはずです。
この場合はすぐに病院での診察が必要しましょう。早期治療が大切です。
ミニチュアダックスのヘルニアの見分け方 ポイント3
見分け方ポイント3
・排泄がしづらくなる
ミニチュアダックスは便をする時、背中を丸めます。
ヘルニアを発症していれば力が入らなくなり排泄がいつものように出来なくなります。
便、尿は毎日の日課です。量や形などきちんと観察してあげましょう。
まとめ
見分け方のポイント、ご理解いただけたでしょうか?
ミニチュアダックスがヘルニアになったらどうしようと心配になってしまいますよね。少しでも上記のような症状がみられたら、まず病院で相談しましょう!これが一番大切なポイントです!
付け加えておきますが、全部のミニチュアダックスがこの病気になる訳ではありませんので、過剰な心配はしないでくださいね!
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