1 Jul 2016

ミニチュアダックスは、残念ながらヘルニアになりやすい犬種と言われています。
医療機関で治療をする以外に、家庭でもいろいろと気を付けることがあると思いますが、
今回はミニチュアダックスがヘルニアになってしまった時にトイレをどうするかについて考えてみようと思います。
ミニチュアダックスがヘルニアになったときのトイレの方法
ミニチュアダックスがヘルニアになり内科的治療を始めた場合、投薬とともに、
家庭でのケージレスト(ケージの中で安静にしておく)が必要になります。
その時、トイレ以外ではなるべく動かないようにするのですが、
もし、行くタイミングが見ていてわかるようなら、抱っこをして連れて行ってあげるといいでしょう。
その時、前足だけを抱き上げるのではなく、しっかりとおしりも持ち上げてあげましょう。
そして、ミニチュアダックスが自力で行く場合になるべく負担が少なくて済むように、
トレーは段差の少ないものを用意しましょう。
トレーを置かずにシートだけを置いておくと、段差をまたぐこともなくなるので、
いたずらなどしない場合はシートのみでも大丈夫です。
とにかく、ケージレストの時期は安静が大事なのです。
また、治療がひととおり終わったあとも、部屋の床をじゅうたんやコルクマットを敷くなどして、
滑らないようにしてあるところにトレーを置きます。
一度発病したら、滑る床や、大きな段差などはなるべくなくすようにしておくと
留守にしている場合でも安心ですね。
ヘルニアのミニチュアダックスがトイレに行く時は、手助けが必要な場合も
ミニチュアダックスがヘルニアになって、内科的治療や手術をしても麻痺などが残ってしまった場合、
トイレをするときに手助けをしたほうが良いこともあります。
そんなときは、介護用のハーネスなどで支えてあげてさせてあげましょう。
それでもミニチュアダックスが自力で排尿、排便が自力でできない場合は、
圧迫排尿やカテーテルを使っての排尿をしなくてはならない時があります。
もし、ずっとおっしこが出ないなどの症状が出た場合、放っておくと膀胱炎などになってしまう恐れもあるので、病院で相談しましょう。
まとめ
ミニチュアダックスがヘルニアになってしまうと、病気になる前以上にいろいろと気を付けないといけないことが出てきます。
今回はトイレのことについてお話ししましたが、他にも、食べ物や運動のことなど、どのようなことに気を付ければよいのかを
一緒に暮らす家族ひとりひとりが考えて、みんなで守れるように常日頃から話し合っておくとよいですね。
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